睡眠時無呼吸症候群とは

睡眠時無呼吸症候群

人生の3分の1を睡眠に費やしていますが、睡眠時無呼吸症候群(SAS)に罹患していると良質な睡眠がとれず、高血圧症や虚血性心疾患、糖尿病などの生活習慣を高率に合併し生命予後に影響を与えることが明らかになっています。

また、SAS特有の眠気は運転能力を低下させ事故発生率が高いことが知られていますので、事故リスクを減らすためにも治療が必要となります。

このような症状の方はご相談ください

  • 大きなイビキがある
  • 肥満がある
  • 夜中に目が覚める
  • 不眠
  • 夜間の呼吸停止
  • 日中に強い眠気がある
  • 疲れがとれず身体が重たい
  • 運転中に居眠りをしそうになる

検査・治療

ご自宅でできる簡易検査を実施します。
無呼吸低呼吸指数を確認し、治療が望ましい方はCPAP療法を含めご提案させていただきます。

治療により無呼吸、いびき、日中の眠気といった症状が改善されることはもちろん、合併症の予防・改善、生命予後の改善、交通事故リスクの軽減、心血管イベントが減少し死亡率を低下させたとの報告がされています。

CPAP療法

マスクを介し気道内に陽圧をかけ、気道の閉塞を防ぐことにより無呼吸を抑制する治療です。
中等度以上の症例は無治療のまま放置すると予後不良であることが報告されていますが、適切に治療することで予後が改善する治療効果が証明されています。