• 2026年7月3日
  • 2026年7月13日

50歳からの帯状疱疹ワクチン解説|糟屋郡篠栗町【2026年最新】

最近、テレビのCMやニュースなどで「帯状疱疹」のワクチンについて耳にすることが増えたのではないでしょうか?

「名前は聞いたことがあるけれど、自分に関係あるのかな?」「どんなワクチンなの?」と疑問に思われている方も多いかと思います。

今回は、50歳を迎えたらぜひ知っておいていただきたい「帯状疱疹と、その予防ワクチン」について、分かりやすく解説します!

帯状疱疹って、どんな病気?

帯状疱疹は、体の片側にピリピリとした刺すような痛みと、赤い水ぶくれ(発疹)が帯(おび)状に広がる病気です。

実はこの病気、原因は子供の頃にかかった「水ぼうそう(水痘)のウイルス」です。

水ぼうそうが治った後も、ウイルスは体の中の神経にずーっと隠れて眠っています。普段は免疫力によって抑え込まれているのですが、加齢や疲労、ストレスなどで体の免疫力が低下したときに、ウイルスが再び元気に暴れ出してしまうのです。

一番つらいのは「長引く痛み」

帯状疱疹の一番の厄介なところは、皮膚の症状が治った後も「帯状疱疹後神経痛(PHN)」という強い痛みが数ヶ月〜数年も残ってしまうことがある点です。帯状疱疹後神経痛への移行リスクは加齢とともに高くなり、80代では約3割全体として50歳以上の約2割が移行すると報告されています。

「夜も眠れない」「服が擦れるだけで痛い」など、日常生活に大きな影響を与えてしまうことも少なくありません。

なぜ「50歳」からのワクチンが勧められているの?

日本人が帯状疱疹になる確率は、50代から急激に高くなると言われています。なんと、80歳までに約3人に1人が経験するとされているほど、実は身近な病気なのです。

年齢とともに低下してしまう免疫力を補い、帯状疱疹の発症そのものを予防したり、万が一かかってしまっても重症化や長引く神経痛を防ぐために、50歳以上の方を対象にワクチン接種が推奨されています。

帯状疱疹ワクチンには2つの種類があります

現在、日本で接種できる帯状疱疹のワクチンには「生ワクチン」と「不活化ワクチン」の2種類があります。それぞれ特徴が異なりますので、ご自身の体調やご希望に合わせて選ぶことができます。

項目① 生ワクチン(弱毒性水痘ワクチン)② 不活化ワクチン(シングリックス)
接種回数1回2回(2ヶ月あけて接種)
予防効果約50〜60%約90%以上(非常に高い効果)
効果の持続約5年約10年以上
特徴費用が比較的安く、1回で済む。効果が非常に高く長持ちするが、費用が比較的高価。
注意点免疫力が著しく低下している方は接種できません。接種した場所の痛みや腫れが出やすいです。

※ワクチンの費用はお住まいの自治体によっては費用の一部を助成してくれる制度がある場合もございます。当院は篠栗町の実施指定医療機関です。「定期接種の対象者」に該当する場合は町からの費用助成があります。ぜひ事前にお住まいの市区町村のホームページなどをチェックしてみてくださいね。

早めの予防で、痛みのない健やかな毎日を

帯状疱疹は、罹ってしまうと心身ともにとてもつらい病気ですが、ワクチンで予防できる病気でもあります。

「自分はどちらのワクチンがいいのかな?」「持病があるけれど受けられる?」など、少しでも気になることやご不安な点がございましたら、いつでも当院の医師やスタッフにお気軽にご相談ください。

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