- 2026年6月5日
【糟屋郡篠栗町・健診で再検査になった方へ】放置するリスクと、当院での診療の流れ
職場の定期健康診断や特定健診を受けて、これからお手元に結果が届いてくるかと思います。「特にどこも痛くないし、忙しいから…」と、「要再検査」や「要精密検査」の通知を机の引き出しにそっと仕舞い込んでいませんか?
今回は、健診結果を放置してしまうリスクと、当院での受診の流れについて分かりやすく解説します。「病院に行くのが少し怖いな」と感じている方も、ぜひ最後まで読んでみてください。
1. なぜ?「症状がないから大丈夫」に潜むリスク
健康診断の目的は、「自覚症状が出る前の、病気の小さな芽」を見つけることです。
「要再検査」の通知が出たということは、体が「いつもと少し違うサイン」を出している状態です。これを放置してしまうと、以下のようなリスクがあります。
- 生活習慣病の悪化:高血圧や糖尿病、脂質異常症(コレステロールや中性脂肪が高い状態)などは、かなり進行するまで症状が出ないことが多いです。放置していると動脈硬化が進展し、心筋梗塞や脳卒中といった命に関わる病気を引き起こす原因になります。
- 病気の早期発見のチャンスを逃す:生活習慣病の治療では早期発見・早期治療が健康寿命を守るために重要なポイントとなります。健診の再検査で詳しく調べることで、早期に発見し、将来の合併症の発症・進展を防ぐことができる可能性がぐっと高まります。

【当院からのワンポイント】
「再検査=大きな病気」とは限りません。前日の食事の影響や、一過性で問題がないということもよくあります。それを確かめて安心するためにも、再検査はとても大切です。
2. よくある疑問:「再検査」と「精密検査」の違いは?
健診結果の用紙に書かれている言葉の違いについて、簡単にご説明します。
| 判定の言葉 | どんな意味? | どうすればいい? |
| 要再検査 | 「もう一度、同じ検査をして数値を確認しましょう」という状態。 | 日を改めてもう一度検査し、一時的な変化か、いつもの状態かを確認します。 |
| 要精密検査 | 「異常の原因を特定するために、より詳しい検査をしましょう」という状態。 | どこが原因で数値が上がっているのか、専門的なアプローチで詳しく調べます。 |
どちらの判定であっても、まずは一度内科を受診していただくのが一番の近道です。
3. 当院での受診の流れ:まずはご相談にお越しください
「何をされるか分からなくて不安」という方のために、当院での基本的な診療の流れをご案内します。リラックスしてご来院ください。
Step 1:ご予約・ご来院
事前にお電話やWEBからご予約いただくと、スムーズにご案内できます。
- お持ちいただくもの:
- 健康診断の結果用紙(これが一番大切です!必ずお持ちください)
- 健康保険証またはマイナ保険証
- お薬手帳(現在、他のお薬を飲んでいる方)
Step 2:医師によるカウンセリング(問診)
まずは健診結果を確認します。普段の生活習慣や、気になっている体調の変化など、お気軽にお話しください。
Step 3:必要な検査のご提案・実施
結果用紙をもとに、必要な検査をご提案します。当日に実施できる検査(血液検査や尿検査、心電図など)はその場で行い、結果が出るまでに数日かかる場合は、次回の診察日をご相談します。
Step 4:結果のご説明と、今後のケア
検査結果を踏まえて現在の状態を説明します。
- 「特に問題ありませんでした、一安心ですね!」となる場合も多いです。
- もしお薬が必要な場合や、食事・運動などの生活習慣の改善が必要な場合は、ライフスタイルに合わせて一緒に取り組める計画をご提案します。当院では納得のいく治療法で、前向きに継続いただけることを大切に診療しています。
最後に:ご自身の健康を守るために
健康診断は、これからも「健康に自分らしく」過ごしていくための、カラダの定期チェックです。
「厳しいことを言われたらどうしよう…」と心配される必要はまったくありません。主役は皆様ご自身で、当院のスタッフ一同、お一人おひとりの生活や健康をサポートさせていただきます。お手元の健診結果を持って、どうぞ安心してお気軽にご相談ください。
