• 2026年8月17日
  • 2026年8月19日

篠栗町で当院を開いた理由について

はじめに:篠栗町の皆さまへの感謝

みなさま、こんにちは。篠栗北クリニック内科・糖尿病内科・精神科、院長の両林(りょうりん)龍太朗です。

2025年4月にここ糟屋郡篠栗町で開業させていただき、早いもので1年4ヶ月が経ちました。毎日、多くの地域の皆さまにご来院いただき、スタッフ一同、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

日々、診察室でお話をしていると、篠栗町の皆さまの温かさや、この街の穏やかな空気に、私自身のほうがいつも元気をもらっています。

今日は、 「なぜ、この篠栗町で開業することを選んだのか」 「日々、考えていること」 を普段の診療ではなかなかお伝えしきれないので少しだけ綴らせていただきます。

1.なぜ篠栗町だったのか

開業を考え始めたとき、私は糖尿病専門医として、「ただ数値を下げるだけの場所」ではなく、「糖尿病があっても、健康な人と変わらない人生を歩んでいただくことを目指し、長く寄り添える場所」で診療したいと思っていました。

そんなときに出会ったのが、緑豊かで美しい篠栗町でした。

初めてこの地を訪れたのは、こどもを連れて家族で紅葉を観に来たときです。 多々良川があり豊かな山々の美しさ。そして何より、すれ違う方々の穏やかで温かい表情が心に残り、それ以来、週末にドライブで訪れるようになりました。 

2023年11月3日呑山観音寺にて

「篠栗町でなら、自分にできることで『健康な人と変わらない人生のお手伝い』ができるかもしれない」

この直感は間違っていませんでした。 実際に開業して以来、「先生、最近体調が良くなったよ」「ここにクリニックができて良かった」といった温かい言葉をいただくたびに、この篠栗の地を選んで本当に良かったと、心から実感しています。

2.なぜ医師を志したのか

私は福井県で生まれ育ちました。 父と祖父が内科医として地域に根付いた医療を続けており、その背中を見て育ちました。

当時から私が抱いていた医師のイメージは、単に病気を治療するものではなく、「お一人おひとりのライフスタイルに合わせて、それぞれの人生に並走していく」というものでした。

医学が進歩し、検査数値や薬のデータはスマホでも簡単に見られる時代になりました。しかし、同じ「疾患」であっても、皆さま一人ひとりが抱えている不安や生活の背景は全く異なります。

専門医として、年齢や仕事、家庭環境、他に抱えているご病気の状態に合わせて治療法をご提案し、納得できる方法で前向きに継続していただく。そこに診療の醍醐味があると考えています。

3.日々の診察で大切にしていること(当院の約束)

そういった中で、私は毎日の診察で、次の3つのことを大切にしています。

  • ①「お気軽にご相談いただける雰囲気作り」 診察になると緊張して、言いたいことが言えなくなってしまうことはありませんか? 皆さんの健康を維持することが目的であり、当院では、主役である皆さまの健康に関するお悩みをご相談いただける雰囲気作りを大切にしています。
  • ②「納得のいく治療法で、前向きに継続いただく」 現在の糖尿病治療は進歩しており、臓器(心臓や腎臓など)を守る優れたお薬など、多くの選択肢があります。しかし、どんなに良い薬も納得ができなかったり、不安がある状況では継続ができなくなってしまいます。お一人おひとりの状況を考慮し、前向きに継続いただける治療法をご相談のうえで提供いたします。
  • ③「こころとからだのトータルケア」 糖尿病などの生活習慣病の治療において、食事制限のストレス、治療や合併症への不安など、「こころの負担」によって自己管理が難しくなり、体調を崩してしまうケースは多いです。 当院は、「内科医(糖尿病専門医)」と「精神科医」が緊密に連携し、こころとからだの両面から、トータルで健康づくりをサポートします。

「話を聞いてもらって、少し安心した」 診察室を出るときに、少しでも心が軽くなっていただけるような、そんなクリニックでありたいと思っています。

4.これからの篠栗町とともに

健康なときには気づきにくいですが、体調を崩したとき、私たちは初めて「健康のありがたさ」を実感します。 そんなとき、気軽に「先生、ちょっと聞いて」と駆け込める場所でありたいと思っております。

「こんな些細なことで受診していいのかな?」と気にされる方も多いですが、どうぞ遠慮なさらずに、いつでもお気軽にご相談にいらしてください。

地域の皆さまのご支援に心より感謝申し上げます。
これからも、皆さまと共に、一歩一歩歩んでまいります。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

篠栗北クリニック 内科・糖尿病内科・精神科 092-405-1771 ホームページ